VMware上のFreeBSD 8.1でVMware Toolsを使えるようにする
VMware上で FreeBSD をインストールして、X-Window が動作するところまできましたが、VMware Tools が動作しないのは不便です。
現在(2010/08/04時点)のVMware には、FreeBSD 8.1 に対応したVMware Tools はないようなので、FreeBSDのパッケージから open-vm-tools をインストールし、マウスポインタも透過的に移動できるようにすることにします。
環境は、以下の通り。
参考にしたのは、以下のページ。
137731 – [patch] x11-drivers/xf86-input-vmmouse
Rhyous » Blog Archive » How to install the vmware video card driver on a FreeBSD 8 guest virtual machine?
VMware 用のドライバ/open-vm-tools をインストールする
- sysinstall を起動する。
# sysinstall
- sysinstall Main Menu
Configure を選択
- FreeBSD Configuration Menu
Packages を選択
- Choose Installation Media
Packages を選択
- Choose Installation Media
FTP を選択
適切なサイトを選択(例:Japan)
- User Confirmation Requested
- Package Selection
以下のパッケージを選択し、Install
- x11-drivers → xf86-input-vmmouse-12.6.7
- x11-drivers → xf86-video-vmware-10.16.9
- emulators → open-vm-tools-253928
- Package Targets
OK を選択
- インストールが終わるまでしばらく待つ
- FreeBSD Configuration Menu
Exit を選択
- sysinstall Main Menu
tab キーを押して Exit Install
マウスドライバを指定する
- 下記の内容で /usr/local/etc/hal/fdi/policy/x11-input.fdi を変更する。
evdev
string="Linux">
evdev
kbd
xorg
jp
jp106
string="Linux">
evdev
vmmouse
ビデオドライバを設定する
- xorg.conf の設定を変更し、ビデオドライバに "vmware"を指定する(Driver "vmware"の行)。
- xorg.conf がない場合、「Xorg -configure」で作成することが出来る(ただし、Xが起動していてはダメ)。
Section "Device"
### Available Driver options are:-
### Values: <i>: integer, <f>: float, <bool>: "True"/"False",
### <string>: "String", <freq>: "<f> Hz/kHz/MHz"
### [arg]: arg optional
#Option "HWcursor" # [<bool>]
#Option "Xinerama" # [<bool>]
#Option "StaticXinerama" # <str>
Identifier "Card0"
Driver "vmware"
VendorName "VMware"
BoardName "SVGA II Adapter"
BusID "PCI:0:15:0"
EndSection
リブートする
- Ctrl+Alt を押さなくてもマウスポインタが移動できるはず
悩みの解消法
人生指南書の古典、カーネギーの「道は開ける」をゲットしたので、読み進めています。
- 作者: デールカーネギー,Dale Carnegie,香山晶
- 出版社/メーカー: 創元社
- 発売日: 1999/10/20
- メディア: 単行本
- 購入: 66人 クリック: 794回
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せっかくなので、「道は開ける」を読んだ読書日記を書いてみようかと思いつきました。
PART3「悩みの習慣を早期に断とう」の「6.心の中から悩みを追い出すには」より。
不安で一杯な時、その不安が不安を呼んで押しつぶされそうになることがあります。まさしくマーフィーの法則です。
自分自身が勉強でも仕事でも不安があるとき、どうするか?
がむしゃらにその勉強や仕事に取り組んできたのです。一生懸命にやっていると、不安を感じている暇が無いので、いつもそうしていたわけですが。
「道は開ける」の「6.心の中から悩みを追い出すには」の章を読んでみて、そうか!と腑に落ちました。
要約すると、
忙しい状態に身を置けば、心の中から悩みを一掃できる
これは、
人間は「一つ一つを《交互に》考えることは出来ても、二つを同時に考えることは出来ないはず。これと同じことが感情にも当てはまり、一方で楽しく夢中になりながら、もう一方で暗く沈むことは出来ない。
忙しく働いたり勉強したりして忙しくしていれば、悩んだり悔やんだりしている暇は無いはずで、どうやら知らず知らずのうちにこれを実践していたようです(しかも、一生懸命に取り組むことで、それなりの成果も出て、いつの間にかハッピーな気分になっていたりします)。
このように忙しい状態に人を置くことは、「作業療法」とも呼ばれているようです。今も同様の療法があるかどうかは分かりませんが、70年代のアメリカでは実際に精神病の患者の治療に使われていたようです。そして、もっとも安価な治療薬だと。
カーネギーは「「6.心の中から悩みを追い出すには」の章末で
忙しい状態でいること。悩みを抱えた人間は、絶望感に打つ負けないために、身を粉にして活動しなければならない。
これからも悩まないようにがむしゃらに忙しくしておこうと思った今日でした。
FreeBSD 8.1でX-Windowを使えるようにする
FreeBSDをZFSで構築(こちら)してみたので、引き続きコンソールだけではなく、X-Windowが使えるようにしてみる。ログインマネージャはいろいろと試行錯誤した結果、SLiMとした(というより、xmdもgdmも上手くいかなかったので)。
環境は、以下の通り。
参考にしたのは、以下のページ。
FreeBSD 8.0のインストールとX.Org設定 | OSDN Magazine
FreeBSD/amd64 8.0-RELEASEにNVIDIA Driver 195.22ベータ版インストール - willowletの日記
【FreeBSD】GUI環境を構築する (X.org 7.x/xfce 4.x)
X11/gnome2をインストールする
- sysinstall を起動する。
# sysinstall
- sysinstall Main Menu
Configure を選択
- FreeBSD Configuration Menu
Packages を選択
- Choose Installation Media
Packages を選択
- Choose Installation Media
FTP を選択
適切なサイトを選択(例:Japan)
- User Confirmation Requested
- Package Selection
- Package Targets
OK を選択
適切なサイトを選択(例:Japan)
- User Confirmation Requested
- インストールが終わるまでしばらく待つ
- FreeBSD Configuration Menu
Exit を選択
- sysinstall Main Menu
Exit Install を選択
X11のための設定をする
- DbusとHalデーモンが起動するように /etc/rc.conf に以下を追加する。
- ~/.xinitrc を作成する。
- リブートする。
# reboot
- リブート後、ログインして X11 をスタートする。
# startx
X11を設定する(キーボード編)
- gnomeのメニューから「システム」−「設定」−「キーボード」を選択する
- 起動した「キーボードの設定」の「レイアウト」タブを選択する
- 「追加...」ボタンを押す
- 「レイアウトの選択」画面で「国」として「日本」を選択する
- 「追加」を押して、レイアウトを追加する
- 「キーボードの設定」画面の「レイアウト」タブで追加した「Japan」を選択して、一番上に移動させる
- 「閉じる」を押して「キーボードの設定」を終わる
FreeBSD 8.1をZFSで構築してみる
色々なOSをインストールしてみたけど、FreeBSDはインストールしたことがなかったので、チャンレンジしてみる。ちょうど、ZFSを正式サポートしたFreeBSD 8.1がリリースされたので、これを試す。ZFSは少し前にSolaris 10で構築したときに面白く・便利だったので、VMware Player上でFreeBSD 8.1を動かしてみた。
参考にしたのは、以下のページ。
FreeBSDを http://www.freebsd.org/ja/ からダウンロード
ゲストOSを作成する
メモリ | 512MB |
HDD | 8GB |
CD/DVD(1) | FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-bootonly.iso |
CD/DVD(2) | FreeBSD-8.1-RELEASE-i386-disc1.iso |
ゲストOSを起動する
BIOS設定でCDから起動する設定になっているかを確認。
「1. Boot FreeBSD [default]」を選択する。
- Country Selection
- System Console Keymap
- sysinstall Main Menu
- Please choose a fixit option
- Choose a CD/DVD type
Fixitのコマンドプロンプトが表示される
ディスクを準備する
ここの手順は、「http://wirednoize.net/freebsd/index.php?FreeBSD%208.0RC2%20amd64%20pure%20ZFS%20install」を使わせてもらっていますので、わかり辛いところはオリジナルを参照してください。
- 接続ドライブを確認する(先頭のad0がHDD)。
- テーブルを初期化する。
# dd if=/dev/zero of=/dev/ad0 bs=1m count=1
1+0 records in
1+0 records out
1048576 bytes transferred in 0.054120 secs (19374996 bytes/sec)
- カーネルを確認する(zfs.ko と opensolaris.ko があればOK)。
# kldstat
Id Refs Address Size Name
1 9 0xc0400000 bb5504 kernel
2 1 0xc3d96000 12e000 zfs.ko
3 1 0xc3ec5000 3000 opensolaris.ko
- GPT スキームを作成する。
# gpart create -s GPT ad0
ad0 created
- ブートストラップコードを保護された MBR に埋め込む。
# gpart bootcode -b /boot/pmbr ad0
ad0 has bootcode
- ブートストラップコードをインストールする(実行後、何も表示されない)。
# gpart bootcode -p /boot/gptzfsboot -i 1 ad0
- パーティション情報の確認
# gpart show ad0
=> 34 16777149 ad0 GPT (8.0G)
34 128 1 freebsd-boot (64K)
162 16777021 - free - (8.0G)
- パーティション情報を確認する。
- chroot 環境を出る。
# exit
Fixit#
ファイルシステムを構築する
ここの手順は、「http://wirednoize.net/freebsd/index.php?FreeBSD%208.0RC2%20amd64%20pure%20ZFS%20install」を使わせてもらっていますので、わかり辛いところはオリジナルを参照してください。ただし、プール名は、Solarisの標準の名前 rpool にしています。
- ZFS ストレージプールを作成する(プール名は、rpool)。
Fixit# zpool create rpool /dev/ad0p2
- 作成したZFS ストレージプールを確認する。
Fixit# zpool list
NAME SIZE USED AVAIL CAP HEALTH ALTROOT
rpool 7.94G 72K 7.94G 0% ONLINE -
Fixit# zfs list
NAME USED AVAIL REFER MOUNTPOINT
rpool 1.82G 6.00G 19K /rpool
rpool/swap 1G 7.00G 16K -
rpool/system 95K 6.00G 22K /rpool/system
rpool/system/home 18K 6.00G 18K /rpool/system/home
rpool/system/usr 37K 6.00G 19K /rpool/system/usr
rpool/system/usr/src 18K 6.00M 18K /rpool/system/usr/src
rpool/system/var 18K 6.00G 18K /rpool/system/var
OSをインストールする
ここの手順は、「http://wirednoize.net/freebsd/index.php?FreeBSD%208.0RC2%20amd64%20pure%20ZFS%20install」を使わせてもらっていますので、わかり辛いところはオリジナルを参照してください。ただし、インストールメディアを2台目のCDROMドライブとしましたので、追加の手順があります。
- 通常インストール用のCD(acd1に設定済み)を /mnt にマウントする。
Fixit# /dist/sbin/mount_cd9660 /dev/acd1 /mnt
- 環境変数をセットする
Fixit# export DESTDIR='/rpool/system'
Fixit# echo $DESTDIR
/rpool/system
- base をインストールする
Fixit# cd /mnt/8.1-RELEASE/base
Fixit# ./install.sh
You are about extract the base distriution into /rpool/system - are you SURE
you want to do this over your installed system (y/n)?y
- kernel をインストールする。
Fixit# cd /mnt/8.1-RELEASE/kernels
Fixit# ./install.sh generic
Fixit# cd $DESTDIR/boot
Fixit# rmdir kernel
Fixit# mv GENERIC kernel
- src をインストールする
Fixit# cd /mnt/8.1-RELEASE/src
Fixit# ./install.sh all
Extracting sources into /rpool/system/usr/src/...
Extracting source compoment: base
:
Done extracting sources.
- 環境変数をアンセットする
Fixit# unset DESTDIR
Fixit# echo $DESTDIR
ブートローダを再構築する
ここの手順は、「http://wirednoize.net/freebsd/index.php?FreeBSD%208.0RC2%20amd64%20pure%20ZFS%20install」を使わせてもらっていますので、わかり辛いところはオリジナルを参照してください。
- 設定前準備をする。
- make.conf を設定する(viで編集してもOK)。
echo 'LOADER_ZFS_SUPPORT="yes"' > /etc/make.conf
- 現在の loader を確認する(日付とサイズを覚えておく)。
# ls -l /boot/loader
-r-xr-xr-x 1 root wheel 262144 Jul 19 02:24 /boot/loader
- /usr/share/man/man5 ディレクトリを作成する(loader インストール時にエラーになるため)。
# mkdir -p /usr/share/man/man5
- ZFS 対応 loader を再構築する。
# cd /usr/src/sys/boot/
# make clean
# make obj
# make depend
# make
# cd i386/loader
# make install
- 置き換わった loader を確認する(日付とサイズが変わっていれば、OK)。
# ls -l /boot/loader
-r-xr-xr-x 1 root wheel 262144 Aug 1 15:34 /boot/loader
FreeBSDの設定をする
ここの手順は、「http://wirednoize.net/freebsd/index.php?FreeBSD%208.0RC2%20amd64%20pure%20ZFS%20install」を使わせてもらっていますので、わかり辛いところはオリジナルを参照してください。VMware Player上で構築した関係でDHCPとしましたので、追加の手順があります。
- sysinstall を起動する。
# sysinstall
- sysinstall Main Menu
Configure を選択
- FreeBSD Configuration Menu
Root Password を選択
- rootのパスワードを入力する。
New Password: ******
Retype New Password: ******
- FreeBSD Configuration Menu
User Management を選択
- User and group management
Group を選択
- グループを作成する。
- User and group management
User を選択
- ユーザを作成する。
Time Zone を選択
- Select local or UTC (Greenwich Mean Time) clock
No を選択
- Time Zone Selector
5 Asia を選択
- Countries in Asia
18 Japan を選択
- Confirmation
- FreeBSD Configuration Menu
Networking を選択
- Network Services Menu
Interfaces を選択
- Network interface information required
em0 選択
- User Confirmation Requested
- Network Configuration
- Network Services Menu
Exit を選択
- FreeBSD Configuration Menu
Exit を選択
- sysinstall Main Menu
tab キーを押して Exit Install
- ネットワークインタフェース em0 を停止させる。
# ifconfig em0 down
# exit
Fixit# umount /rpool/system/dev
ブートファイルシステムを設定する
ここの手順は、「http://wirednoize.net/freebsd/index.php?FreeBSD%208.0RC2%20amd64%20pure%20ZFS%20install」を使わせてもらっていますので、わかり辛いところはオリジナルを参照してください。
Fixit# zpool set bootfs=rpool/system rpool
- zpool.cache の更新して、ZFS BOOT 環境にコピーする。
- 起動時にZFSが有効になるように rc.conf を設定する(viで編集してもOK)。
Fixit# echo 'zfs_enable="YES"' >> /rpool/system/etc/rc.conf
- loader.conf の設定する(viで編集してもOK)。
- fstab を編集して、ZFSがマウントされるようにする。
Fixit# echo 'rpool/system / zfs rw 0 0' > /rpool/system/etc/fstab
- 自動マウントされないようにする。
Fixit# zfs set mountpoint=none rpool
- ルート(/)は、レガシーモードにする(通常は、ZFSのmountpointプロパティで設定する)。
Fixit# zfs set mountpoint=legacy rpool/system
- マウントポイントの変更
- Fixit を終了する
Fixit# exit
- Please choose a fixit option
Exit を選択
- sysinstall Main Menu
tab キーを押して Exit Install
- User Confirmation Requested
* Are you sure you wish to exit? The system will reboot.
Yes を選択
USキーボードになっているので、キーマップを変更する
- root でログインする。
- sysinstall を起動する。
# sysinstall
- sysinstall Main Menu
Keymap を選択
- System Console Keymap
Japanese 106 を選択
- sysinstall Main Menu
tab キーを押して Exit Install
アフリカに居た頑張り屋の青年
痛いニュース(ノ∀`):アフリカの少年、7年かけ独学で風力発電に成功→バカにしてた村人らが携帯の充電に訪れる
いやぁ〜イイ話しだぁ〜。「本に写真が載っているのだから、だれかがこの機械を作ったということ。それならぼくにも出来るはずだと思った」とあるけど、そう簡単にできるものではない。強い意志と物事をやりぬく強い意志の賜物。こういう青年には、勉強できる機会を是非作ってあげて欲しいと思う。
睡眠と記憶
睡眠と記憶について、気になって少し調べてみました。ざっと見ただけなので、嘘があるかもしれません。
記憶を定着させるためには、睡眠というのは非常に大切で、寝ている間に脳みその海馬という部分が重要な役割があるらしい。
睡眠を通して記憶を定着させるには、昔からよく言われることだけど、寝る前に単語とかの暗記が効果的だと言われる由縁だと思われる。
そこで、脳科学に関する本を物色してみると
一言でこの本を要約すれば、「徹底した復習こそ王道。勉強に王道なし。」であり、勉強において何も魔法は無いことを改めて確認した。
逆に、この言い古された「勉強に王道なし」を確認出来た点で読んで価値ある本だった。
本書で解説されている記憶の3箇条 1.何度も失敗を繰り返して覚えるべし 2.きちんと手順を踏んで覚えるべし 3.まずは大きくとらえるべし ということも、みんなが経験的には知っていることとは思いますが、それをシナプスや海馬のしくみ等脳の性質を解説し、「なぜそうなのか」が分かるようになっています。
記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス)
- 作者: 池谷裕二
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/01/19
- メディア: 新書
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- 作者: 池谷裕二
- 出版社/メーカー: ナガセ
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